フローズンシャーロット
とても小さな白磁のドールたちです。
19世紀の半ばぐらいに、ドイツでつくられていました。手足がくっついて動かない姿を Frozen Charlotte “凍りついたお人形” と名付けたとか、ちょっとかわいそうな怖い由来のお話もありますね。
小さな人たちはお風呂に入れて遊んだり、こんな指先ほどのミニチュアサイズのものは、お母さんがパイの中に入れたりもして、当時人気があったようです。
今では古い磁器工場から発掘された未完成のヘッドや欠けてしまったボディだけのものも見かけます。
新着のドールもご覧の通り、つたない焼き具合や型貫きのゆがみなどがうかがわれ、すっかり朽ちたようになっていますが、ほっておけない独特の雰囲気ありますよ。