どこかで春が

 どこかで春が




年に一度の雛飾り

小学生のころ家にやってきた昭和のころのひとそろいです。

ぽっちゃり丸っこい木目込み姿 いっしょに古いこけしびなとぼんぼりも飾って

お内裏様のふたりは
母の嫁入り道具だったお針箱の上で こそっと微笑んでいます。