☀ EVERY TUESDAY ☀新入荷のお知らせです。

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銀紙に包まれたチョコレート?じつは、この器の中の胡桃はいずれもスチールで作られています。大きさといい、殻の表面の凸凹の筋といい、まるで本物の胡桃のよう。コツコツと固い殻を開けてみれば・・・近々お見せしますね。
ドイツのヴィンテージDOLLたちは、そのいつもていねいな作りで魅かれます。ウサギが勢ぞろいしました。一見して同じような形なのに、よく見るとうしろ脚が微妙に角度が違っています。ペイントのつけ方も違いますので、1わ1わ表情もちょっとずつ・・・ハンドメイドならでの楽しみですね。
写真はベビーほどの大きさもある特大ベアです。免許をもっていないので、車なしでのイギリス買付け。カートをガラガラ引きながら、広いショーの会場を歩きまわるのには、これぐらいのサイズのものがギリギリ最大サイズです。こんな大きなベアはおんぶできればいいのですが・・・いつかも、逆さにした子供用の木製椅子を紐でぐるぐるにしてカートにくくりつけ、人目もはばからずロンドンの地下鉄構内を歩く度胸は、われながらあっぱれ!日本ではこんなこと、とてもデ・キ・マ・セン。(こちらのベア、配送料が高くなってしまいそうで、ご紹介はためらっています。ご興味ありますか。)
特大SOOTY君、無事に新しいお家を見つけることができました。FAREWELL!
ご紹介中のDOLLの素性が詳しくわかりました。お客様が教えて下さったところによりますと、こちらのHertwigの女の子(ゴルディロックスちゃん)ですが、この子は、Hertwigが1920年に出した「ストーリーブックシリーズ」のヘンゼルとグレーテルの「グレーテル」だそうです。
特徴は、赤い靴と白いポンポン、右手の黄色いパンのかご、エプロンをつけたドイツ風のファッション!(先日帽子がやっと見つかりました。)
ヘンゼルは茶色い靴と白いポンポン、白い帽子に、赤いサスペンダーがついた黒い吊りズボンに青いネクタイというやはりドイツ風のファッションだそうです。
大きさは2インチ弱の小さいものから各種展開されているそうですから、またどこかで見つけられるかもしれません。

小さな動物たちを手作りで制作していたWagner社、その工房は閉鎖されてしまいましたが、今でも表情豊かな生き物たちの姿と豊富なバリエーションで人気がありますね。動物達のおなかや背中にはいつも小さなシールがついています。このシールのマークは製作年代によって違っているようですよ。GERMANYとだけかかれているのは戦前の古いタイプで、全体に固さを感じる重みのある材質です。WEST GERMANYは東西に分かれていた戦後のドイツですので、少しだけ新しいのでしょうか。そして、もうひとつユニークなおさるさんのマークはいつごろのでしょう・・・まだまだほかのマークもありそうです。
シュタイフ社のクマのぬいぐるみの中でも、とても個性的なテディーベビーという名前をもったくまです。際立つ特徴は太い脚の先がベルベットでおおわれており、うまくバランスを取ってあげると自立します。また鼻の周りも切り替えがあって、ベルベットです。両腕はおいでおいでをするように下を向いていますよ。いろいろな大きさがありますが、やはり小さければ小さいほどかわいらしさが凝縮…陳列ケースの中がもういっぱい!と悲鳴を上げているにもかかわらず、こんな子を見つけると、連れて帰らずにはいられません。
ちびベビー、無事に新しいお家へ旅立てました。THANKS!FAREWELL!
ボタンの楽しみ方
その4.「つくる楽しみ」
手芸苦手な人でもかんたんにつくれるのが、ひもに通す方法。ブレスレットやネックレスにする時には3個ぐらい大きさや形の違うものを 「重ねる」 とボリュームがでますよ。配色を考える時間が楽しいのは言うまでも・・・
ボタンの楽しみ方 
その3.はもちろん身に着ける楽しみですね。
さて、さて、こちらのDOLL、イギリスから連れて帰ってきたよれよれのゴーリーです。編みぐるみで、派手なストライプのパンツに、ニットのコートを着ています。何といっても誇らしいのは胸の赤いボタンでしょう!!彼にはちょっと大きいかな。




ボタンの楽しみ方
 その2.は「飾る楽しみ」
今年はボタンツリーやボタンソックスをつくってみませんか。写真のツリー、無印良品でもらった大きなカードにベイクライトのボタンを取り付けました。ウ~ン、飽きませんね~
寒さが大の苦手なものにとって、ありがたいのはカイロやほかほか毛布です。アンティークマーケットの中で、きれいなチェック模様や暖色のブランケットが積まれているブースを素通りはできません。ついついさわり心地の良さに、自分用にと茶色のブランケットを購入してしまうはめに。アイルランドからもってきたといっていましたが、これが結構値段が高かった!
そしてもうひとつの寒さ対策。。。湯たんぽを手に入れようと、街のはずれの金物屋へ。英語で何ていうのかわかっていたのに、あせってWATER BOTTLE、WATER BOTTLEと繰り返し、店の人は???そうそう、HOT WATER BOTTLEですよね。
アンティーク買付けの道中では、いつも頭の隅にあって気になるのが 「無事に日本に送れるだろうか。。。」
トランクいっぱいに無理やり押し込んできた大量の梱包材と箱でも足りなくなった時には、スーパーや商店の店先で段ボール探し。これも昼間の空いた時間がなかったり、疲れていたりすると、一苦労。
こちらの店の前にはうってつけのバナナ箱。箱をいただく交渉よりも、中に入っているバナナの青いことと、豪快な魚の並べっぷり!に感動してしまい、思わず写真を1枚。
アンティークフェアの開かれる小さな体育館をめざして、初めての道を地図を頼りにきょろきょろ歩いていると、突如こんなパンダのような白黒の馬に出くわしてびっくり。住宅街の中にですよ。立ち止まって見ていると、何としっぽを振りながらそばに寄ってくるではありませんか。かわいい目をしてる。うーん、これはペットだ!!ロンドンのペットは大きいのだ。名残惜しかったけれど目的地へGO。名前を呼んだらきっとひひーんとないた?。。。
かつて日本から輸出された小さなぬいぐるみ。左の2匹はわらが詰められているので、体を指で挟むとグシグシという音がします。遠く海の向こうのアンティークショップで、ショーケースのガラス越しに目があったわんこたち。みんなそろって連れて帰りました!
戦後すぐの時代に、たくさんのDOLLやぬいぐるみが日本で作られ、アメリカやヨーロッパの国々に輸出されたそうです。今でも海外で見つかるヴィンテージのDOLLにはJAPANメイドが多くあります。こちらの3匹もかつての日本の輸出品です。左はじの白熊は4cmほどの小さなサイズで、3匹ともベルベットの布の下は固い練りもののような素材でできています。オリジナルの小さなガラスの目がかわいいですよ。ブランド物のぬいぐるみにはかないませんが、とぼけた表情や頼りなさそうなボディーには素朴な味わいがありますね。広い海をはるばる2度もわたったDOLLたち、ようこそ、おかえりなさい!
こんなに小さなカードがありますよ!大きさは55×35mm隣のポストカードと比べると7分の一ぐらいです。たくさんの種類があるので、きっと何かのおまけのカードなのかもしれません。ボンゾは1930年代の人気者、イギリス生まれのキャラクター犬ですが、当時フランスや他の国でも大活躍したようですね。こちらのミニカードはドイツ語版!~なんて書いてあるの~全然ワカリマヘン
1920~30年代にドイツのシュタイフ社で製造された今ではたいへん数の少ないフレンチブルドッグです。細い脚でしっかりとお座りをしていますよ。
耳、顔、しっぽとおしりの一部が濃いオレンジ色のモヘア、おでこや口元の部分はコットンベルベットになっています。素材を変えてたくさんの型紙が使われていることがうかがわれますね。
姿かたちはやはりシュタイフだけあって、大人の鑑賞を十分満足させてくれます。こちらのブリーは高さは耳を入れないで16cmですが、もっと大きなものから10cmに満たないものまでブリーのサイズはたくさんあるようです。
SNAPはこんな個性派にはいつもノックダウンです。


秋は骨董市の季節ですね。催事への出店が続きます。関東近郊だけですが、お近くの皆様、どうぞお出かけください。
大好きなシュタイフのブリーのとびきり古い子を連れていきますよ!!海外のフェアにはよくわんこが店主と一緒に店番をしていますが、SNAPは店主のランチタイム、ぬいぐるみ達に店番をさせています!

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●アンティークフェア in 新宿   10月10日(金)11日(土)12日(日)
● 横浜アリーナ骨董アンティークフェア 10月21日(火)22日(水)
● 横浜骨董ワールド (パシフィコ) 11月1日(土)2日(日)3日(月)

 

ローズオニールのキューピーのカードや雑誌のイラストの隅には彼女のサインが入っているのをご存知でしょうか。楽しい形のサインがあるのでどんなものがあるのだろうと探してみると。。。エルの文字が時には靴をはいていたり、また、翼がついているものもありました。ちょっと真似をしてみようかな。
たしかポーランドの古いお話だと思うのですが、3匹のくまのお話・・・道に迷った女の子が見つけた1軒の家 中に入ると3つの椅子と3枚のお皿、そして3つのベッド。疲れた女の子が1番小さなベッドで寝ていると、くまの親子が帰って来たという話です!

新入荷の陶器のくまを加えて、DOLLたちを並べていたら、偶然、このお話にぴったりのシーンになりました。
大きいのがお父さんぐま、スカートをはいているのがお母さんぐま、そして裸んぼが子ぐまです。

残念ながら、子ぐまはニットを着ていませんが、ワイヤージョイントになったひょろろん手脚がとてもかわいいです。
お父さんぐまはピンクのスリッパをはいて手に花をもっていますよ!いずれも古いドイツのドールメーカーHERTWIG のものです。
イギリスの大きなショーに行くと、日本の骨董ショーとの桁外れの大きさの違いに、圧倒されますよ。開催されるのは競馬場や牧場のようなところ。羊小屋や、馬小屋が点在する広大な農場グラウンド全体で、数日間だけ何百ものアンティーク業者のトレーラーが店開きします。一つひとつ見ていったら脚は確実に”棒”に。
こんな芝生の上に広げられた商品の中から、ボタン1個を見つけるのは。。。ご想像にお任せします。さてさて、いつも不思議に思うこと。育てている牛や馬たちはショーの期間中いったいどこでどうしているのでしょう?気になるな~